ディレクター

この仕事を選んだ理由

元々、海外でサッカー選手としてプレーしていましたが、引退を考えていたタイミングで相談したのが弊社社長でした。
現役時代から、自分の経験を活かしてスポーツに関わる仕事がしたいと強く思っていたこともあり、会社が立ち上がったばかりの創業期でありながら、社長のビジョンに深く共感し、入社を決意しました。

ご自身が大切にしていること

「あなたのプレーに元気をもらった」「モチベーションになった」
現役時代、そんな言葉をかけられることがありました。サッカー選手としてピッチに立っていた頃、自分のプレーが誰かの力になっていると感じられる瞬間は、何よりの励みでした。

現在はスポーツ中継の映像制作に携わっていますが、その想いは今も変わりません。映像の先には、応援してくれている人たちや、選手の家族がいます。だからこそ、ただ映像を届けるのではなく、「誰かの心を動かす瞬間を伝える」という意識を常に持って仕事に向き合っています。

ライブ中継の現場では、予期せぬトラブルやハプニングがつきものです。それは、サッカーの試合中とよく似ています。だからこそ、どんな状況でも冷静に対応する力が求められます。そして、トラブルを最小限に抑えるためには、事前の準備が欠かせません。選手時代に培った「備える力」と「瞬時の判断力」は、今の仕事にも大きく活きています。

スポーツの感動を、映像を通して届ける——その使命感が、今の自分のモチベーションです。

どのようなスキル、資格が得られたか

スポーツ中継の現場を通じて、実践力に基づいた技術と総合的な制作スキルを身につけることができます。
特に、試合中のスイッチング業務および中継ディレクターとしての役割を担う中で、瞬時の判断力と演出意図を理解した映像構成能力を習得しています。

現場オペレーションだけではなく、会場下見や各種制作資料の作成、機材準備、請求書作成などの事務処理業務といった、中継制作に必要な幅広い工程を総合的に理解し実践することで、中継ディレクターとして現場全体を統括する力を育成しています。

単に技術を習得するだけでなく、準備段階から本番、そしてアフターワークまで一貫して担当することで、制作現場の全体像を把握する能力とチームをリードするマネジメント能力を身につけることができました。

これから応募しようとしている方へのメッセージ

スポーツ中継の現場は、決して楽な世界ではありません。本番の緊張感、時間との戦い、そして、一瞬の判断が映像のクオリティを左右します。しかし、その分だけ、自分の成長を強く実感できる環境でもあります。

私自身、この会社に入る前は、映像制作の細かい流れや専門的な技術など、全くわかりませんでした。
けれども、経験のあるスタッフ、多くのプロフェッショナルに囲まれながら経験を積むことで、スイッチング、中継ディレクターとして責任ある仕事を任せてもらえるようになりました。

この仕事の魅力は、自分の手で「スポーツの感動を届けられる」という誇りを持てることです。そして、中継は「本番だけが仕事」ではありません。下見や資料作成、機材準備、請求書作成など、準備の積み重ねが成功につながります。
その一つひとつの過程にこそ、プロとしての価値があります。

経験がなくても構いません。必要なのは、責任を持って取り組む覚悟と、学び続ける姿勢です。
この業界は、努力した分だけチャンスが広がります。そして、努力は必ず誰かが見ています。スポーツが好きな人、成長したい人、本気で挑戦したい人、ぜひ私たちのチームの一員として一緒に働きましょう。
現場で会える日を楽しみにしています。